ドナルド・タリー・エルキンズ(Donald Tully Elkins、1930年-1984年)は、『ラー文書(The Ra Contact)』の共著者であり、UFO現象、形而上学、およびチャネリングにおける先駆的な研究者でした。4つの大学学位を持つエンジニアであり教授でもあったエルキンズは、ルイビル大学で物理学と工学を教え、アラスカ大学の機械工学科の学科長を務めました。
地球外生命体との接触に対する彼の関心は、1948年にケンタッキー州で起きた悪名高いトーマス・マンテルUFO事件を目撃したことから始まり、その後数十年にわたる超常的な交信への調査を開始しました。
1970年、エルキンズはカーラ・ルカートと共に、構造化されたチャネリング・セッションを通じて形而上学的現象を探索するためにL/Lリサーチ(L/L Research)を設立しました。1974年からルカートは「ラー(Ra)」と呼ばれる存在をチャネリングし始め、エルキンズはジム・マッカーティと共にそれを細心の注意を払って記録・編集し、後に『一なるものの法則(The Law of One)』シリーズとなるものを完成させました。
その他の著作には『Secrets of the UFO』やドキュメンタリー『The Force Beyond』があります。エルキンズはボーイング727の機長として働きながら自身の研究を支え、1984年に亡くなるまで二つのキャリアを両立させました。『ラー文書』の資料は、それ以来、世界中のチャネリングや形而上学コミュニティにおいて基礎となるテキストとなっています。